開業を目標とする年月が決まると逆算して動きやすい

具体的なステップ

  【法的な項目】 【個人的な項目】 【購入物品】
H27.04   ・色々な問題を解決したり、成長する次へのステップは「起業」かなと感じ始める。  
H27.07   ・占いで起業すならH29.02以降と言われる(笑)

開業日をH28年月1日に決める。

 
H27.08   ・セミナーを受け、ケアマネの仕事が初めてサービス業と認識し、サービス業の奥深さを感じる。専門職以前にサービス業としての教育が必要と認識。絶対に居宅介護支援で独立しようと決める。  
 H27.11   ・ たまたま参加した、介護のイベントのお手伝いで、久しぶりに社長ケアマネの方にお会いし、起業の話に。

持ち家なら自宅兼事務所を勧められ、自宅での開業を決める。

 
 H28.02     ・ 先輩社長ケアマネジャーより、ビジネス机の寄付していただく。

「感謝です!」

 H28.03      ・先輩社長ケアマネジャーより、オフィス機器の寄付していただく。

「感謝です!」

 H28.05   ・尊敬するコンサルティングの先生の本を買う。感想応募で特典の1位の面談が当たる!!!

嬉しかったです^^

・経理の本
・接客、ホスピタリティーの本を購入
 H28.06 ・横浜市のサイトから居宅介護支援の新規申請の書式をダウンロードし作成できるところから作成開始。  ・日ごろから人の質を一定に保ちたいと考えており、人に依存するのではなく理想とするマニュアル(価値基準)をのある会社にしたいと考える。それができて初めて、基本的な基礎ができ、専門性の領域に足を踏み込める為、実践に即したマニュアル作成開始する。  ・駐車場にセンサーライトの取り付け工事
・液晶付きインターフォンに変更・代表印3点セット
・椅子や書庫
 H28.07   公益財団法人 横浜企業経営支援財団 IDECのセミナーに参加  ・PC購入
 H28.08 ・法人設立のため、行政書士事務所に連絡。  ・コンサルティングの先生と特典の面談。相談事や意見をいただいたりする。当然ですが、とても学びの多い時間でした。  ・SOHO用の複合機
・PCデスクトップ
オフィスホーム&ビジネス
・外付けHDD
・セキュリティーソフト
※いきなりビジネス用の複合機やサーバーには手出せない為SOHO用のものを購入
 H28.09 ・行政書士事務所に訪問。株式会社設立の相談。 公益財団法人 横浜企業経営支援財団 IDECの起業セミナー全4回がスタート  ・来客用湯呑茶托セット
 H28.10   ・印鑑証明2通と法人印セットを持参し、行政書士事務所訪問。    ・地図(2区分)
・ビジネスフォン
・電話の回線契約
・ネット回線2F→1Fへの移転工事(自宅1Fを事務所にするため)
 H28.11  ・株式会社設立(11/1登記)
・法人通帳作成→まずは信金がお勧めです。手堅く信金!・電話番号が確定したので、事務所の写真を撮り、その他の指定申請に必要な書類を作り終える。
・すぐに法務局に行き数枚の登記簿謄本と印鑑証明を取得。携帯電話やSIM契約、各種個人から法人への名義変更、通帳作成に使用する為。
・土地建物の登記簿謄本も取得(自宅兼事務所なので、指定申請で必要です。
・社判作成、購入
・事業所賠償責任保険加入
・電動自転車購入
H28.12 ・指定申請のため横浜市市にTEL → 新規申請の予約をする。
・新規申請の為、横浜市で必要書類を持参し面談。資料の不備がある。不備があっても大丈夫。補正期間内に直しても持参すればOK
 ・税理士と契約→できれば法人設立前から税理士さんと会って色々な話を勧めたほうがいいです。私は結構無ギリギリでした。

※ここは本当は余裕をもって進めたいところです。

・日本政策金融公庫に融資の相談。

・原付購入(開業後すぐに妻もケアマネとして働くため)
・ケースファイル100冊
・指定申請収入印紙
・ノートPC購入
・携帯電話契約
H29.01   ・日本政策金融公庫に創業計画など提出、面談。
・介護労働安定センターとIDECにて、助成金の相談。
・地図(1区分追加購入)
・タブレット購入、格安SIM契約・相談室備品
 H29.02 開業    ※文具やたこ足配線等、多くの消耗品を1年ほど前から購入しています。この金額はかなりかかります。

 

法人格取得から開業までは4ヶ月です。

その為、余裕をもって開業6か月前から動き出せると良いと思います。

まとめ

頭に浮かんだことはすぐにメモ

とにかく必要なことはタブレットやノートにまとめることが大事です。結構忘れてしまうので思い立ったらすぐに書きましょう。とにかく必要なものは沢山ありますから。

申請時期、購入物品、分らない事、とにかく何でもいいので、思ったことをアウトプットし形にしていくことです。できれば時系列にできるといいかと思います。

開業すれば最初はみんな現場社長

なるべく開業までに、色々な経営セミナー等に参加することをお勧めします。自分自身が賢くならなければ後々結構損をします。知識は武器です。多くの人はその道のプロでも経営は素人です。今の知識があったら、当時は楽だったろうなと心底思います。

現場の業務と合わせて、経理、労務、営業、人事等いろいろなことが出てきます。

開業するまでは結構忙しいですが、開業後はもっと忙しかったです。さらに、私は開業後すぐに移転しています。理由は簡単。自宅近くに駅がなく、人を雇えないと思ったからです。

最初から分かっているだろと言われそうですが、あまり頭のいい方ではないのでどうにかなるだろうと思っていました( ゚Д゚)アホですよね!反省と教訓になりました。

ケースが沢山くれば来るほど、慣れない経理や労務で時間を費やすことがとても大変になります。各カテゴリーで細かく説明していきますが、一人ケアマネでやっていこうというのであればあまり問題ではありませんが、私は人を増やして特定事業所げの上ねいを考えていました。そういう方の場合は、労力をお金で購入することがポイントになります。

お金も入ってこない状態での投資は怖いですが、今思うと初めから労力をお金で買うというスタンスがあれば、とても楽だったと感じています。

税理士は早めに相談し、色々な打ち合わせが大事

例えば、税理士、更には社労士等も早い時期から相談できた方が良かったなと思いました。特に税理士との相談は早い方がいいです。
社労士は必要ないという方が多いのですが、個人的には社労士はお勧めです。困った時にアドバイスをくれるのは専門家です。ネットで調べるよりも早いです。正に時は金なりです。

昔の税理士や社労士は料金が高いですが、若い税理士や社労士は出来高制だったり、メールでサポートしてくれる会社もあります。価値を考えれば費用は安いものです。

費用対効果を考えて、色々と見比べることがポイントです。